概要

RIM成型について

RIM=(Reaction Injection Molding)
【参考物性比較値】

試験項目 DCPD
ペンタム
#1700
FRP
ハンドレイ
比重 1.03 1.6
引張強さ Mpa 44 88
曲げ強さ Mpa 60 148
曲げ弾性率 Gpa 1.7 10
耐衝撃強度
(アイゾット)
23℃J/m 350
-30℃J/m 250
表面硬度(ロックウェル) R-110
熱変形温度  ℃(18.5kgf/cm2 120
線膨張係数 mm/℃ 90×10-6 25×10-6

(1)耐衝撃性に優れ靱性に優れた樹脂性能を持ち外部からの衝撃に対し破壊する事が少ない。

(2)耐熱特性 及び 耐低温特性にも優れ、マイナスの温度条件下でも 特性に大きな変化が無い事も特徴です。

設備概要説明

rim1_img01

RIMはA・Bの二液を混合しながら型に注入し型内で重合成形する方法で成形サイクルは約10分~15分余分なキュア時間を必要としない為、中量の生産にも対応可能です。

破損時の安全性

FRPは破損時に破損断面がガラス状の割れ方をするのに対して、ペンタムはねじ切れたような割れ方をするケースが多く、成形品の破片でケガをする可能性が低く安全性を高めています。また、適度なクッション性があるため、衝撃時も人へのダメージが軽減されます

力をかける時 力をかけた時 力を除いた時
PENTAM 01b 02b 03
FRP 04 05 06

RIM成形で作られたペンタム

07 08 09
10 11 12

 

他成形(射出成形)との比較

【RIM vs 射出成形】

共に表裏を型で成形するが、低分子量の常温で液体の原料を注入するRIM成形(DCDP)では、金型にかかる圧力が3kg/?程度であるのに対し射出成形はプラスチックを溶融した高粘度液を短時間で注入する為、金型にかかる圧力は数百kg/cm²になります。

この差が型強度や型締め圧に影響し、RIMの成形型は射出成形(INJ)の1/3以下を目標射出成形では対応が困難な投影面積が2m²以上の大型成形品の成形がRIMでは容易にできます。また注入完了時点では金型内でも液状なので、ウエルドラインは、発生せず厚肉成形も容易です。

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射出成形と同じ製品を得る場合RIM成形のメリットは?
・金型費用が削減できる。‐イニシャルコスト低減‐
・製品の寸法精度は射出成形と同等な製品が得られる
・射出成形生産移行前の生産に代用出来る
・生産時のエネルギー削減が出来る

金型コスト 寸法精度 設計自由度 製品大きさ
RIM成形
射出成形 × ×
真空・圧空成形 ×

※ ◎最良 ○良 △普通 ×悪い

川添工業独自のRIM成形生産ライン

同社内での一貫生産が可能(成形・加工・塗装)で無駄な横もちコストを削減一貫ラインの為、管理等徹底しているので塗装に関してのトラブルはありません。

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金型製作及び構造

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金型製作及び構造2

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環境に対する対応

RIM成形における環境対応

リサイクル

○サーマルリサイクル
・燃焼しても有害物質の発生はありません。
・原料には六価クロム・三価クロム等の有害物質は含んでいません。(生産工程での有害物質の発生もありません。)
・ダイオキシン・環境ホルモンは発生しません。
・残渣の発生がありません。
・熱量は9990kcal/kgです。 (灯油10500kcal/kg)
・高炉のコークス代替として利用できます。

○マテリアルリサイクル
粉砕後、熱可塑樹脂(PP・PE等)と混合溶解してプレス成形でマンホール用台座、地中電線保護板等に商品化

LCA(ライフサイクルアセスメント)

成形に高温高圧が不要であり、環境に優しい素材です

DCDP-RIM PP PE ABS
4,822 11,312 9,854 14,238

難燃材料の環境対応

近年、環境に対する問題が叫ばれる中、日本はヨーロッパ諸国に比べ環境に対する対応が遅れています。
今後、環境に対する対応が急がれるなか弊社でも材料・塗料等の環境に対する影響を視野に入れ「環境に優しい物造り」をテーマに取り組み重金属・ハロゲン等の有害物質の廃止に取り組んでまいりました。
その一環とし、RIM成形においても有害物質の使用を廃止し、環境に対する

○ハロゲンフリー
・難燃材に有害物質を含まない (六価クロム・三価クロム・ハロゲン等)
・RoHS規定への対応済み材料
・環境ホルモンは含んでいません

DCDP-RIMの難燃成形でハロゲンフリーを実現しているのは全国でも弊社だけです

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PENTAMに関する詳細や御問合せはRIMTEC株式会社様